オランダの医療保険は日本よりも優れていて、保険の種類にも寄りますが自己負担がかなり低いです。筆者の場合、薬以外は医療費無料でした!盲腸の手術をして入院した時も無料!
詳細はこちらの記事をご覧ください。
一方、歯科治療の費用は日本と比べると非常に高額ですのでご注意ください。最初のアドバイスとしてはオランダに移住する前に徹底的に日本の歯科治療をしておくことです。オランダに移住してからも歯医者に行くことはありますので、以下に日本との違い、2026年最新情報をお伝えします。
診療時間は平日17時まで、土日は休み
私はAmsterdamの南の小さな町Amslteveenに10年間住んでおりました。
Amstelveenは在住日本人が2600人以上で、オランダで日本人が最も多く住む町です。
そんなAmstelveenで、日本人が多く通う歯医者がこちら「Van Mill歯科(公式サイト)」です。

Van Mill歯科は日本人歯科医、日本人スタッフがいるので指名すれば日本人の歯科医に治療してもらえます。日本語で治療方針など説明してもらえるのはいいですよね。
ここの歯医者に限らず、オランダ全国の歯科は土日休み、診療時間は平日朝9時から夕方5時までです。よって、仕事帰りの夜や会社が休みの土曜日に治療ということができません。平日の日中にしか歯医者に行くことができませんので時間を工面するのが大変です。ご注意ください。
※筆者の実体験によりお勧めしております。アフェリエイト等による推奨ではありません。
詳細はYoutube動画0:38付近で解説しています。
歯科治療は基本一回で完結
日本の歯科では、仕切りを隔てて複数人を同時進行で治療しますよね。1回の治療は30分から長くても1時間くらいで、神経治療などは複数回に分けて行い完結するまでに数か月かかることもあります。

一方オランダでは、歯科治療は個室で行い、驚くことに1回の治療で完結します。神経治療の場合、麻酔をして歯を削った後、針でガリガリと治療するので、3時間以上かかることもありますが1回で全て終わります。

個室で患者一人だけに治療をして1回で完結!何度も通わなくて済むので非常にありがたいです。
詳細はYoutube動画1:48付近で解説しています。
歯科治療費はかなり高額
オランダで神経治療の場合、個室で3時間治療をして「かぶせる歯」を合わせて約2000€=約37万円にもなります!!
※2026年3月時点のレート:1€=184円

かぶせる歯が高いということもあるのですが非常に高額です。オランダの健康保険には通常、歯科治療は含まれないので全額自腹になります。オランダ移住の前に日本で歯科治療をしておきましょう。
詳細はYoutube動画2:13付近で解説しています。
18歳未満は歯科治療無料
歯科治療が高いオランダですが、18歳未満の子供に対する歯科治療は国が負担し全て無料です。
なので、オランダでは、歯並びの矯正は18歳までに終わらせるというのが一般的です。

歯並びの矯正は高額で、大人になってから矯正をすると100万円以上自腹になりますから。オランダに限らず、ヨーロッパの人たちが歯並びが良い理由は、子供のうちに歯並びの矯正をしているからなのです。
詳細はYoutube動画2:43付近で解説しています。
治療の途中でうがいができない
オランダで虫歯治療をする場合、必ずラバーダムを使います。
ラバーダムとはゴムでできたシートで、虫歯の上にラバーダムをかぶせ、虫歯だけを露出させて治療を行います。

ラバーダムを付けることにより以下のメリットがあります。
| ラバーダムのメリット | |
| 1 | 治療する歯に唾液の細菌が入ることを防ぐ |
| 2 | 舌や頬を傷つけることがない |
| 3 | 器具の誤飲を防ぐことができる |
| 4 | 患者の吐く息が歯にかからないので、歯を乾燥させた状態で詰め物を劣化させずに歯に詰めることができる |
このようにラバーダムをすると一石四鳥!いいことづくめのように思いますが、他に問題点があります。
一度ラバーダムを装着すると、基本的に治療が終わるまで外しません。よって口の中や喉がカラカラになり、患者はひたすら耐えるしかありません。
さらに日本には必ずある「うがい用の給水装置」がオランダの歯科にはありません。

よって、ラバーダムを取り外して治療完了!となってもうがいはできず。
歯科治療の前によく水分を摂取して、口をゆすぐようにしましょう。治療が始まると口をゆすぐことができません。
私は日本で歯科治療するときは、治療の合間にうがいをすることができます。一方オランダの歯科治療で口をゆすぐことができないのです。口の中が乾燥してかなりきつかったです。
詳細はYoutube動画3:10付近で解説しています。
すぐに抜歯しようとするので注意
その歯科医院の方針にも寄りますが、オランダの歯科医は、歯に少しでもひびがあると、歯を抜こうとします。
実際私の場合、左上の奥歯の神経治療をしようとした際、先生に「歯にひびが入っているので神経治療をしても歯が長持ちしないので抜いたほうが良い」と言われて抜歯しました。
そして両側の歯を削ってブリッジを作りかぶせました。

その半年後、下の奥歯でも同様のこととなり抜歯を勧められましたが1年に歯を2本も抜きたくなかったので、とりあえずそのままにしてもらい、日本に帰国しました。
日本の歯科医に診てもらうと、多少ひびがあるけど、抜歯するほどではないということでそれから5年たった今でも問題ないです。
オランダの歯科医は、歯にひびがあると抜歯してブリッジやインプラントを勧めることが多いです。実際オランダの同僚の中国人の方は1年に歯を3本も抜きました。
オランダでは、ブリッジやインプラントにすれば、今後その歯の治療をすることはないということで歯を抜くことを推奨することが多いです。
さらに私のブリッジは日本に帰国後外れてしまい日本でブリッジを作り直しました。当時オランダでは10年以上はもつと言われたのに5年しかもちませんでした。
オランダの歯科医は歯を抜くことを勧めてくるのですが、鵜吞みにしてそのまま歯を抜かないほうが良いでしょう。
もちろん症状にもよりますが、少し考えますと言って、日本に一時帰国の時にセカンドオピニオンをえることが重要です。難しい判断なので歯科医とよく相談をして決めることをお勧めします。
※上記は筆者の体験による推奨です。
詳細はYoutube動画4:29付近で解説しています。
オランダ歯科治療のメリット・デメリット
以下オランダの歯科治療のメリット、デメリットのまとめです。
| メリット(利点) | デメリット(欠点) |
| 個室で集中して治療する | 治療費が非常に高額 |
| 1度で治療が完了することが多い | 抜歯を勧められることが多い |
| 18歳未満は治療費タダ | うがいができない |


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